2012-01-18

XS650整備日誌 腰上O/H②

5万キロのピストン
多少の異音以外は走りはなんら問題のない状態でした

再利用の場合はこの程度まで綺麗にします
寸法上は若干磨耗している程度
刻印の959というのは、新品時このピストンの外径が74,959mmということ
現在は74,92mmですので0,039mm小さくなっている
磨耗の限度は0,1mm、高性能マシンでもなければなんら問題なし
実際はシリンダーとの差し引きのクリアランスになりますがね

面を出します
後ろの蓋も面と溝を全部綺麗に

一個ずつ手は入れます

叩いて抜くと壊れます

ガスケット剥しは彫刻家のよう、紙ではなくほとんど石です

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